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糖質系甘味料 - 糖アルコール甘味科
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●デンプン糖
●糖アルコール甘味科
藻類から高等植物に至る植物界に広く分布する代表的な糖アルコールです。
製造法:種々の方法がありますが、一般的な方法としては、ブドウ糖液をpH調整後、水素で還元し、精製・濃縮し、結晶化して得られた結晶ソルビトール、また濃縮液を乾燥した粉末状のもの及び濃縮液そのものもあります。
特性:還元性がないため、メイラード反応による褐変が起こりにくく、甘味度は砂糖の40〜50%で、エネルギーは砂糖の約3/4(3.0kcal/g)です。
2.マルチトール(還元麦芽糖)
ブドウ糖とソルビトールが結合した糖アルコールで、マルトースを還元して得られます。
製造法:マルトース液を水素で還元した後、精製、濃縮し、結晶あるいは粉末、液状で取り出します。
特性:還元性がないため、メイラード反応による褐変が起こりにくく、甘味度は砂糖の70〜80%で、エネルギーは砂糖の半分(2.0kcal/g)程度です。
3.高糖化還元水あめ及び低糖化還元水あめ
デンプン部分加水分離物を還元して得たオリゴ糖にソルビトールが結合した非還元性オリゴ糖と単糖アルコールの混合物です。
製造法:デンプンの加水分離物により得られる単糖類、二糖類、三糖類、四糖類、デキストリンなどを含むDE20〜50の糖液を精製、濃縮後、水素で還元してつくります。市販製品の高糖化還元水あめの成分組成の一例を示しますと、単糖アルコールが0〜10%、二糖アルコールが45〜55%、三糖アルコールが15〜25%、四糖アルコールが20〜30%です。また低糖化還元水あめの成分組成の一例では単糖アルコールが5〜10%、二糖アルコールが50〜60%、三糖アルコールが10〜20%、四糖アルコールが20%以下です。
特性:高糖化還元水あめ及び低糖化還元水あめは熱に対して安定性があり、着色が起こりにくくなっています。高糖化還元水あめの甘味度は砂糖の20〜70%であり、エネルギーは砂糖の1/5〜1/2(0.7〜1.7kcal/g)です。
*DE・・・・Dextrose Equivalentの略称。この値が大きいほどブドウ糖の純度が高い。液晶ブドウ糖のDEは100である。
4.パラチニット
パラチノースを還元した、非還元性の糖アルコールの一種です。
製造法:パラチノース溶液のpHを調整した後、水素で還元し、精製、濃縮し、固形化します。現在、市販製品は白色の球型顆粒で、グルコピラノシルソルビトールとグルコピラノシルマンニトールの合計が98.1%以上、その他ソルビトールが0.5%以下、マンニトールが0.5%以下からなっています。
特性:還元性を有しないため、熱に対して安定性があり、着色が起こりにくくなっています。甘味度は砂糖の約50%であり、エネルギーは砂糖の約3分の1(1.5kcal/g)です。
5.エリスリトール
地衣類、キノコ類、ワイン、清酒などに広く分布する四炭糖アルコール。
製造法:ブドウ糖を原料として、酵母による発酵・精製・結晶化
特性:甘味度は砂糖の70〜80%、エネルギーは砂糖の1/10以下(0.4kcal/g以下)。 |